1990年代前半

ポルノ女王・愛染恭子の官能エロスの世界!「白日夢」の主演から監督へと転身!!

愛染恭子の足跡と引退まで

白昼夢 愛染 恭子 ポスター

【愛染 恭子プロフィール】あいぞめ きょうこ

  • 別名義 青山涼子
  • 生年月日 1958年2月9日
  • 出身地 千葉県
  • 血液型 B型
  • 身長 / 体重 161 cm / 60 kg
  • スリーサイズ 83 – 60 – 85 cm
  • デビュー 1975年:ピンク映画『痴漢地下鉄』
  • ジャンル AV女優、女優

愛染恭子とアダルトビデオ草創期

愛染恭子とアダルトビデオ草創期

愛染恭子と聞けば、真っ先に思い浮かぶのが1981年の9月に公開された映画「白日夢」での本番行為なのではないでしょうか。

その公開に先駆けて同年5月にアダルトビデオが発売され、劇場用とは異なる新しい流通での作品が世に出始めた時期での公開でした。

そのため「本番」という演出手法が話題となり、商品価値を生み出すきっかけとなった作品なのかもしれません。

同年11月には『愛染恭子の本番生撮り 淫欲のうずき(FANZA)という本番自体を売りにした作品が発売され、本作はなんと2万本をも超える大ヒットになったそうな。

そのため愛染恭子はアダルトビデオのみならずその本番という演出でも草分け的な存在であったようです。

今でこそアダルト作品中で、生中出しは当たり前に行われていることを思えば、この作品が与えた影響は40年前の偉業というより他ありません。

この映画「白日夢」についての詳細は後述するとして、まずは愛染恭子以前の「青山涼子」時代の活躍を次の章でみてまいりたいと思います。

ちなみに愛染恭子の名は、本作が契機となっての改名だったようです。

仏教での愛染明王を彷彿とさせる苗字ですが、愛欲を否定しない教えが、かつては遊女に…そして現在では水商売の女性たちに信奉されているんだとか。

愛欲に生きる女・愛染恭子に相応しいお名前なのではないでしょうか。

愛染恭子のピンク映画時代

愛染恭子のピンク映画時代

愛染恭子は外見からはよくわからないかと思いますが、父方の祖母がカナダ人とのことですのでクオーターなんだそうです。

そのため幼少時には髪が金髪であったことを明かしていますが、栗毛の髪は成長とともに変化するものなんですね。

高校卒業後にスカウトされて、18歳からヌードモデルからスタート。

このモデル時代はまだ処女であったようで、処女喪失は20歳の時なんだとか。

当時としてはさして遅い方ではないとは思いますが、仕事柄色ごとの方面が早そうなイメージがあるのは、それこそ色眼鏡というものなのでしょうかね。

1975年11月公開のピンク映画「痴漢地下鉄(ソクミル)にて、「青山涼子」名義で銀幕デビューをしています。

ちなみに本作の監督は山本晋也で、1965年が初監督ですので既に10年のキャリアを持つベテランだったようです。

それはそうと、愛染恭子は1958年の2月生まれなので、1975年当時はまだ17歳の高3なんですよね。

不可解ではありますが、若干ズレが生じるのはご愛敬でしょうか。

そのデビュー以降、1980年までの約5年間に20本ほどのピンク映画に出演されました。

そして1981年に、後の世に語り継がれる話題作「白日夢」への主演に抜擢された際に、「愛染恭子」と名を改めて新たなスタートをきっています。

次の章では「白日夢」の詳細とそれ以降の活動についてみてまいりましょう。

愛染恭子と映画「白日夢」

愛染恭子と映画「白日夢」

さて映画「白日夢」ですが、「本番」という当時としては画期的な演出手法を用いての映像表現でしたが、監督は武智鉄二で演出家や演劇評論家として演劇方面で活躍していた方のようです。

武智監督は1963年に監督業に乗り出し、1964年6月には「白日夢」が公開されています。

そう、お気づきの通り、愛染恭子主演の「白日夢」は彼の同作では2回目の監督作品なんですよね。

「白日夢」は谷崎潤一郎の戯曲が原作ですが、1964年当時も警視庁が映倫にカットを要請し、芸術か猥褻かで物議をかもしたことでも話題になったようです。

1968年には武智プロダクションを設立され、2作目の「白日夢」は自らのプロダクションでの製作となっています。

この「白日夢」ですが、同監督で1987年2月には、やはり愛染恭子主演で「白日夢2」が上映されていることを思えば、武智鉄二の思い入れの強い作品だったことが伺われます。

そして時を経ること28年…2009年9月には4回目の「白日夢」が上映されました。

主演は西条美咲と大坂俊介ペアですが、その監督がなんと愛染恭子その人なんですよね。

いまおかしんじとの共同監督ではありますが、愛染恭子自身の思い入れがある作品だからこその演出なのでしょう。

そのため主演の西条美咲の濡れ場のシーンではマンツーマンで指導をし、濡れ場を担当する大坂俊介や坂本真らには前貼りを貼らずに演じさせるという手法を取っています。

武智鉄二が「白日夢」を初監督したのは51歳で、当時愛染恭子も同じ51歳…因縁めいたものを感じるのは小生だけでしょうか。

愛染恭子のヌード引退

愛染恭子のヌード引退

愛染恭子に改名後は女優業と共にストリップ劇場での踊り子としても活躍。

1983年1月には公演中に公然わいせつ罪で現行犯逮捕され罰金5万円、同年7月には横浜でも同罪で逮捕・起訴猶予となっています。

1994年にはストリップ界から引退し、女優業と共に監督業に専念。

2010年3月の団鬼六の短編小説が原作の「奴隷船(ソクミル)への出演が映画でのヌードが最後となっており、アダルトビデオでは2010年9月の「引退、最後の本番… 愛染恭子(FANZA)がラスト出演となっています。

当時52歳の年齢でしたが、おそらくファンに惜しまれつつの引退だったのでしょう。

「奴隷船」では立ち見も出る盛況ぶりで、愛染恭子自身も役作りで6Kg減量して撮影に臨んだのだとか。

その往時をしのぶ人気ぶりとしては、ファンクラブ限定100冊の写真集が、10万円との高額にも関わらず即完売したとの逸話も残っているほどです。

その後は監督業やテレビでの女優業をする傍ら、Twitterにてフォロワーの恋愛相談にも乗っていたとのこと。

ただ現在でもTwitterは残されていますが、2012年のあけおめツイート以降更新は途絶えてしまっています。

愛染恭子といえば、2007年4月の中学3年生の14歳の姪っ子への暴行を思い出される方も多いはず。

実母と兄と共謀しての犯行ですが、どうやら愛染恭子の知人男性が姪っ子と関係を持ったことが発端のようです。

相手の男性は姪っ子と35歳差ということは49歳で、当時の愛染恭子と同い年なんですよね。

これは憶測ですが、もしかしたら幼なじみの同級生だったりして…それは愛染明王の怒りを買うのも無理はないかもしれませんね。

傷害で逮捕されましたが、50万円の罰金で無事釈放されています。

愛染恭子の改名デビュー作『白日夢』鑑賞レビュー

愛染恭子の改名デビュー作『白日夢』鑑賞レビュー

名優・佐藤慶が歯科医の役で、愛染恭子は患者の役でしたよ。

妄想なのか現実なのか不思議な世界観はまさに白日夢。

着物を着たご婦人に麻酔をかけて、問答無用に脱がせていく様は、かなりエロティックな展開でしたね。

他のナースたちも性欲モンスターと化していて、不気味さすら漂っていました。

佐藤慶が足の指にむしゃぶりついているところは、個人的には垂涎ものでしたね。

全裸でのカラミでは、例の問題の本番シーンとなるわけですが、あまり映像としてはきわどいカットは見受けられませんでしたよ。

むしろ本番ならではの演技ではないエクスタシーそのものが見せ場なのでしょう。

他にも鞭で打たれたり逆さづりにされたりする倒錯した世界は、青年の妄想の産物なのでしょうかね。

全裸で洗車場で洗われていたり、全裸で下りのエレベーターを昇っていたりと、文字で起こすだけでも不可思議さが表れているような…。

最後のクルージング上での青年の身投げは何を意味するのか…そして船内からは佐藤慶のごとき人物が現れるといった始末。

最後にendlessの文字が表れて、不可解さも絶頂に!

しかし、それこそがまさに白日夢であり、一炊の夢幻のごとき光景なのかもしれませんね。

管理人が白昼夢をレンタルしたのはソクミルです。
2週間レンタルできるのでお得なのです。
FANZAは取り扱いありませんでした。

愛染恭子の改名デビュー作『白日夢』鑑賞レビュー
【ソクミル】 愛染恭子「白日夢」